前回の記事で、”社会にある型に合わせる生き方”から”自分だけの型を作る生き方”に移行しようとする人を、私は熱烈に応援する!と書いた。今回はそれについて。
応援する理由は3つある。
- その人自身の幸福度の向上の為(そういう人を見ていると私の幸福度が上がるから)。
- その人の周囲や子供達への好影響の為(未来で輝く姿を想像すると私の幸福度が上がるから)。
- そうして生きる人同士が繋がりあって生きることでもたらされるであろう社会の豊かさの為(これほど私をワクワクさせてくれることはない)。
1と2に共通するのは未来への対応だ。AI(人工知能)の進化によって機械に代替されてゆく人間の仕事が半数以上とも言われる近未来。その上人間の平均寿命が100歳まで伸びると予測されている、ほんのちょっと先の未来。そこで私達は何をしているのか。ある人は仕事を失い、日々の生活を成り立たせるために必死かもしれない。ある人は様々な自由を享受して豊かで幸福に暮らしているかもしれない。
その時に大きく開いている生き方の差は何だったのかと振り返った時、原点となるのは今ここの分岐点なのではないかと思う。
”社会にある型に合わせる生き方”を社会型適応、”自分だけの型を作る生き方”を自分型創造と呼ぶことにする。
社会型適応というのは、既存社会の仕組みに受動的でいるということ。社会が安全に安定して機能している時代にはとても生きやすい。しかし社会が機能不全に陥れば共倒れするかもしれない。(自分は社会不適合者だと嘆くのも適合してるか否かで判断しているのでここに入る)
自分型創造というのは、社会に対して能動的に生きるということ。リスクはあるが、社会がどうなってもどこに行っても生きられる自分を作ることで得られる自由がある。
自分型創造にあたり、例えば私の場合、自分型の原型となる「好き」や「自分を突き動かす衝動」は、人の本質的な姿、無垢な部分の良さを見出すこと。自然素材が好き!というのとも共通している。その無垢な素材がひときわ生命力と輝きを放っていると感動する。逆に良さを引き出せず曇っているととても気になる。それが、ズレをピッタリにするコーディネートにつながっている。子供の頃からずっと、無意識ではあったけれどこの原型を磨いてきていた。
この原型を基に、どう働くかは選べる。会社や組織の中で活かせる働き方をするのもよし、フリーランスや起業という働き方をするのもよし。さらに専業主婦などで家事や子育て、介護に従事していたとしてもいい。
私の中で最も美味しい食材はニンジンだ!って分かったら、それをどう調理するか考えるよね。シンプルにソテーするとか、ピクルスにするとか、しりしりやら豚汁やらジュースやら、色々あるよね。それをニンジンを欲している人に届けたいよね。なんならニンジン苦手な人も食べられるようにしてやるぜぇ!ってなるよね。そういうこと。(しりしりって何とかいうのはググって。笑)(そして私が特にニンジン好きというわけでもないので喜んで大量に送りつけてこないように。例えやで。押すなよ押すなよじゃないで。いやほんまに。)
はい、勘のいい方ならもうお気付きだと思うが、自分型を見つけることは、何をするにしても自分の良さを活かすためには必須ということ。それによって自分が主体となる。ジャイロスコープが自転して自立している状態だ。それは、AIには真似されない、人間としての強い感情。人の感情を動かし、共感を生むもの。全ての人が、それぞれに持っているもの。
「好きなことをして生きよう」というメッセージの肝はここだと思う。
AIに仕事を代替される寿命100年時代。自分の幸福度が高いのはどちらの生き方か、想像してみてほしい。そして、その頃に大人になっている現在の子供達のお父さん、お母さん。私達は、子供達にどんな背中を見せ、どんな言葉をかけていけばいいか、一緒に考えよう。
自分型というものは自分で見つけることがとても難しい。本人にとって最も盲点な部分にあることが多く、他者からの目線で人との違いを比較することによってようやく浮き彫りになってくる。だから、私の目線を使ってほしい。本気で幸福度を上げて生きたい人を、応援する。
そして最も私の夢の詰まった第3の理由については、また今度。。
see you!
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最後まで読んでいただいて、ありがとうございます♡
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ズレをピッタリにするリノベーター。
一級建築士として住宅の、才能プロファイラーとして人生の、リノベーション設計をしている。
それぞれの人が本質的な自分や空間にピッタリに生きる姿が大好物。あなたの才能の源泉を見つけます。
猫が好き。自然素材が好き。夢は村づくり!
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